CRONでシェルスクリプトを動かす方法
CRONでシェルスクリプトを定期的に動かすには
5 * * * * sh /入れたディレクトリ/cron.sh
定期的に処理を実行したい場合、シェルスクリプトファイルをcronで動かすといいぞ。
CRONとは
cronはUNIX系のOSにあるプログラムで、指定した時間に指定したプログラムを実行するものだ。定期的になにか実行したい際は便利な機能だぞ。
大抵のレンタルサーバーでも使用できるようになっていると思うがな。
ターミナルからcronを設定したい場合は以下のコマンドを入力すると、パスワードを聞かれるので、入力すれば、設定ファイルが見られるはずだ。
sudo crontab -e
cronの設定方法
ターミナルから設定する場合、時間を指定して、実行するファイルを指定する。
時間の指定方法は、細かい方から設定する。アメリカの時間の書き方のイメージである。具体的には「分」「時」「日」「月」「曜日」の順で指定していく。
「*」を入力すると、毎時扱いになる。
//12月1日10時30分になると実行される
30 10 1 12 * 実行するコマンド
//毎月1日10時30分になると実行される
30 10 1 * * 実行するコマンド
//毎日10時30分になると実行される
30 10 * * * 実行するコマンド
//毎時30分になると実行される
30 * * * * 実行するコマンド
シェルスクリプトとは
シェルスクリプトとは、if文、while文、for文などの制御構文と、コマンドを組み合わせて動作する、比較的、簡単なプログラムだ。
例えば1日のログの抽出や、バックアップを定期的に行うようなコマンドを書いて保存しておけば、上のcronと合わせて、毎回定期的にバックアップを行ってくれる。
shell scriptは基本的に「.sh」の形式で保存すればよいぞ。
shをcronで実行するのに必要なこと
shをcronで実行する場合、ターミナルで実行するのと同様、何を使用して実行するのかを指定する必要がある。
今回は.shなので実行するのもshを指定するぞ。
//ディレクトリの前にshと記入する。
5 * * * * sh /入れたディレクトリ/cron.sh
cronを使用せずにすぐに実行したい場合は、ターミナルで以下のようなコマンドを実行すれば、指定したファイルが実行されるのである。
sh /入れたディレクトリ/cron.sh
以上がcronを使用してシェルスクリプトを実行する方法であるぞ!